2016年12月 3日 (土)

響き渡る河内の空に…17台の曳き唄④

 

11月13日(日)に行われた、『河南町60周年』の模様をお届けしています。

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役場の西側の広場に集結しただんじりは、午後1時から『記念パレード』に出発です。

17台のだんじりが列をなして、サンヨーメディカル西側の広場へと向かいます。

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さて南河内における『曳き唄文化』のお話をしていましたね。

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おそらく『伊勢音頭』を原形と思われる南河内の『曳き唄』は、平成に入りマイクとスピーカーを搭載したことで発展の一途をたどることになります。

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それは、歌う唄を『伊勢音頭』に限定せず、唄のレパートリーを拡げて行ったことが大きな要因となります。

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昔流行った歌謡曲やムード歌謡などのメロディに、『番長かぞえ唄』の歌詞を乗せた『曳き唄』が、やがて南河内一帯を席巻する様になり、千早赤阪、河南町のみならず、富田林市、太子町あたりまで『曳き唄』が浸透、定着したのが、この『番長かぞえ唄』の時代で、平成の初期から10年あたりまでの時期となります。

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その後、オリジナル歌詞の時代を迎えます。

その内容は、主に祭に対する思い入れを唄ったものが多く、それらの唄は『伊勢音頭』や『かぞえ唄』よりも、祭の参加者の共感を呼ぶ形となります。

自分たちの、祭に対する思いを歌詞にして唄う・・・


今現在の南河内の『曳き唄』は、そんな時代を迎えています。

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さて、だんじりパレードの方はというと、サンヨーメディカル西側の広場に集結。

西に傾き始めた陽射しを受けながら、17台のだんじりが横2列に並んだ光景は、この日のハイライトであったと思います。

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サンヨーメディカル西側を出発17台の一行は、来た道を折り返し、再び役場前を通過し、もとの会場へと戻って来まして、ここで解散。

またそれぞれの地元へと帰って行くこととなりました。

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この日は祭礼ではないということで、南河内のもう一つの名物と言われる『でんでん』(だんじりを激しく動かすパフォーマンス)も、また『河内俄』も行われませんでしたが、祭礼日になかなか南河内へ足を向けられないワタクシとしましては、これだけのだんじりの『曳き唄』を堪能させてもらえただけで、大満足なのであります。

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今回は『曳き唄』に話題を特化させたので、南河内のだんじりの形式である『石川型』や、それに伴う『河内俄』については触れられませんでしたが、またいずれ、そんな話題にも言及できる機会が訪れることを待ちつつ、今週のブログは閉じたいと思います。

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では今週はここまで~。