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2017年1月

2017年1月30日 (月)

実録…信濃屋お半のだんじりセミナー④




前回からの続き、進めて行きますよ。


『神賑わい』とは、こうした神社の祭礼に際して、その神社の氏子崇敬者が、御祭神に喜んでもらうべく繰り出してくるもので、そこには神様に対する感謝の念を奉る意味も含まれますが、同時に、氏子民衆の『お祭り騒ぎ』をするための道具・・・という意味合いが重きを占めます。

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この『神賑わい』は、その祭礼のために民衆が、民衆独自の手によって繰り出してくる物の総称であり、例えば一般的に知られる『お神輿』も、曳き廻される『山車』も、舞台で演じられる『芸能』も、『神事』が伴わなければ、すべて『神賑わい』に含まれます。

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すなわち『だんじり』も『神賑わい』のひとつであり、そこに『御祭神』が乗るという事もなく、氏子の各地域がそれぞれに所有し、維持管理を行い、基本的にはその地域に住まう者が参加し、祭礼日に曳き出しては『遊ぶ』もの。

それが『だんじり』という存在であります。

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実際のセミナーでは、写真や動画を見せながら話を進めて行くので、この時点で1時間ぐらいが経過していたと思います。

持ち時間は90分。
でも教科書に書いた半分も消化していない。
この時点で『詰め込みすぎた』感は否めませんでした。


ここで論じたかったのは、まさに『だんじり』というものの存在意義です。

祭礼に曳き出されるものであるが、『神事』とは別の意味合い、すなわち民衆のお祭り騒ぎのためのもので、御祭神が乗るものではなく、あくまで民衆のもの。

という意味を解説したかったのであります。

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B:地域の『宝物』としてのだんじり


だんじりは『神賑わい』として存在するもので、民衆が所有し、祭を大いにエンジョイするものであり、同時に地域のコミュニティの象徴であることを踏まえて・・・

そうした意味合いが、だんじりをより豪華に、より美しく、より格好いいものにしたいという意識が芽生えます。

年に一度の祭礼日に、地域の団結の証として、他の地域に自慢できるものを曳き廻したいという意識から、『だんじり』はそれを製作する大工・彫師といった工匠による創意工夫を重ねて進化してゆきます。

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そして、そのだんじりを飾るものの中でも、特に彫刻(彫物)をより良い物にしたいという発想から、
『だんじり本体の価値を決めるのは彫物である』
という考え方が浸透してゆきます。

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こうした事から、『だんじり』を1台保有するにはそれなりの費用が必要となり、それらを捻出するのは地域の人達の寄付であり、そうして巨額を投じて手に入れた『だんじり』は地域の『宝物』として愛され、大切に守られて行くのです。

そう、だんじり本体は『宝物』なのであります。

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C:祝い事に用いられるだんじり


本来『だんじり』は、地域の氏神様の祭礼時に、その氏子の手によって曳き出されるものですが、時代の変化とともに、祭礼以外でもその出番が作られる様になりました。

それが『神事』を伴わない、いわゆる『イベント』というものです。

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現代は、神社の祭礼以外に、地域で様々なイベントが開催されます。

地域単位のコミュニティを図る目的で行われるものから大規模な博覧会まで、その名目は多岐にわたります。

だんじりが祭礼時と同じ様に、賑やかな鳴物(お囃子)を打ち鳴らしながら大勢の参加者に曳かれるさまは、それだけで場の空気を華やかなものにし、イベントを盛り上げるのに大きな役割を果たしてくれます。

それらは、だんじりが地域の宝物であるという事や、地域のコミュニティの象徴である事、さらにだんじり本体の『文化財的価値』などを理由に、だんじりの出番がどんどん増えてきています。

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また、そうした地域のイベントとは異なりますが、だんじりを修復、または新しく新調した際に、『入魂式』や『お披露目』といった名目でだんじりを曳く事があります。

『入魂式』とは、そのだんじりに『魂』を入れる儀式なのですが、御祭神を乗せたりする意味ではなく、その神社の氏子の物である事を認めてもらうための儀式・・・と表現した方が的確であるかも知れません。

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そしてこの『入魂式』は祭礼ではありませんが、神職による『神事』として行われ、そのだんじりをこの地域で曳くための大切な行事です。

そしてこの後、『お披露目』として地域を曳いて廻るのが通例となっています。

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↑以上が、『だんじり』というものの総説、として話してきた内容です。

モチロンこぼれている要素もあるでしょうし、割愛した部分もありますが、およそ、『だんじり』というものの大まかな概要を、初心者の方にも伝えられたんじゃないかと思っています。


では次回はこれらを踏まえて次の段階に入ってゆきます。


2017年1月29日 (日)

実録…信濃屋お半のだんじりセミナー③

 

先週から始まったこちらの企画ですが、
ではいよいよ踏み込んだ話に入って行きましょう。

※写真はあくまでイメージカットですよ~

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セミナーでも引用したのが、当サイトの『だんじり学入門』の中にある一節。
それをここでは改めて書かないので、後で当サイトを参照して下さい。

それを元に追記として教科書に書き起こしたのが、以下の文面。


◎だんじりとは、全国各地で曳き出される『山車』の一種である。
◎その中で、主に大阪府を中心に近畿一円で見られるものを『だんじり』と呼ぶ。
◎すなわち、岸和田だけでなく、だんじりは広い範囲に分布し、その地域ごとの祭礼に登場する。
◎しかし西日本の岡山県、広島県、または愛媛県の担ぎ屋台や太鼓台なども、広い意味で『だんじり』と呼ばれる。

↑以上のことを踏まえて、まずこのセミナーでは、他府県などで『だんじり』と呼ばれている太鼓台や担ぎ屋台を、ひとまず除外し、あくまで車輪のついた『曳き物』としての『だんじり』について、学んでゆくものとします。

 

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これは、これから半年にわたり行われるセミナーの中で、教材として採り上げる『範囲』を示したものです。
それを踏まえて、次に入って行きます。

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◎ 『だんじり』というものの総説

A 『神賑わい』としてのだんじり
B 『地域の『宝物』としてのだんじり
C  祝い事に用いられるだんじり

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A:キーワードは『神賑わい』

実際の教科書ではあまりに長すぎるので、ここでは要約します。

『だんじり』について考える前に、まず『祭り』とは何かを延々と語ってしまいました。
つまり、神社の祭礼と一般的な『お祭り』との違いを。

アーティストの『夏フェス』や、地域の『桜まつり』と、神社の祭礼とは根本的に違うんですよ・・・的なことを話しました。
この辺が、このセミナーを『初心者向け』と位置付けた理由で、この『線引き』をちゃんとしておこうと思ったのです。
結果的にはここで時間を取りすぎてしまった感はあります。

それらを踏まえて、『神社の祭礼』について話が及びます。

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以下、教科書より。


『神社の祭礼』とは、簡略に表記しますが、その神社に祀られている『御祭神』に対して、お祝い事やお願い事の意を伝え、御祭神より加護を頂戴し、感謝申し上げることを、『祭り』と言います。

この直接『御祭神』と触れ合うことを総じて『神事』と言うのですが、こうした『神事』に、『だんじり』は基本的には、直接関係しません。

神社の祭礼の中でも、『神事』には必ず『神職(宮司、禰宜など)』と呼ばれる者が御祭神と交信する事で成立するのですが、『だんじり』に神職は付随しないのが普通です。


では『だんじり』の位置付けとは何か?


そこで登場するのが『神賑わい』です。

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・・・とゆー訳で、次回は『神賑わい』のところから続けて行きましょう。



(次回に続く)




2017年1月23日 (月)

実録…信濃屋お半のだんじりセミナー②




前回予告しました通り、昨年4月から半年間にわたり開催しました『だんじりセミナー』の一部を電子版にて再現して行きましょう。


信濃屋お半の
       『だんじりセミナー』第1回目
         平成28年  4月2日(土)

第1回目テーマ
『だんじりとは何か?
            だんじり界の現在を知る』


実はこの第1回目のセミナーは、教科書が分厚すぎて、時間内に収まらなかったのです。

なので、この1回目の実録だけで、結構回数行くんじゃないかな?

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では、第1回目の教科書をもとに、その時の思いなどを織り交ぜながら、電子版『だんじりセミナー』を始めていきましょ。




    ①  だんじりとは何か?


まずは、半年間のセミナーを行なってゆく上で、最も下敷きとなる部分を、最初に持ってきました。

なんせ、受講対象者が『だんじり初心者』ということで、だんじりに詳しい方やマニアックな方といった、いわゆる『だんじり好き』の方には、このセミナーへの受講をご遠慮頂きました。

まずは世間一般の方々の『だんじり』に対するイメージから入って行こうと思い、以下の様な入り方をしました。

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  ↓↓↓ 以下、教科書本文 ↓↓↓


『だんじり』と言えば、現在最も有名なものは、大阪府岸和田市で毎年9月に行われる『岸和田だんじり祭』であります。
この『岸和田だんじり祭』を有名にしたのは、高さ3.8メートル、重さ4トンもある、総欅づくりの『だんじり』と呼ばれる山車が、数百人の曳き手に曳かれて疾走し、交差点を勢いよく曲がる『遣り廻し』でありました。

その勇壮にして豪快な風景に加えて、時には勢い余っただんじりが横転したり、方向を見失っただんじりが電柱や民家に激突する光景がメディアに乗って全国に流れた事で、日本中に大きなインパクトを与えました。

その事で『だんじり』=『岸和田』というイメージが、世間一般に定着しました。

しかし、果たしてそれは『だんじり』の本当の姿でしょうか?



   ↑↑↑ 教科書本文 ↑↑↑

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いわゆる問題提起です。


世間一般に『だんじり』と言えば『岸和田』が有名ですが、果たしてそれだけが『だんじり』のすべてなのでしょうか?

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モチロン、そんな事はありませんよね?


長年、当サイトならびに『ケータイサイトだんじり』をご愛顧頂いてきたユーザーの皆様はご存知と思いますが、『だんじり』は各地域で多種多様な形態があるもの。
それら各地の『だんじり』を、年間を通して写真や動画や文章でお伝えしてきたのが当サイトです。

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しかし、世間一般にはそうした『多種多様なだんじり文化』が、ほとんど知られていないのが現状なのです。

『だんじり』という関西が誇る祭礼文化が、いかに多岐にわたるものか、その魅力を少しでも伝えるべく、ワタクシはこの『だんじりセミナー』の概要を固めていったのです。

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では、次回はさらに踏み込んだお話を展開して行きます。


(次回に続く)


2017年1月22日 (日)

実録…信濃屋お半のだんじりセミナー①



完全に体調崩してダウンしておりました。
鼻水や咳ぐらいで仕事は休みませんが、熱に弱いワタクシは、ちょいと発熱してしまうと仕事の手が止まってしまいます。

暦の上では『寒の入り』を迎え、気温がぐっと下がりまして、ワタクシも油断して体を冷やしてしまった模様。
インフルエンザも大流行してますので、皆さんもお気をつけください。


さてと!・・・


先週のブログにて、3月いっぱいのサービス終了をお知らせしまして、それでもあと10週間も残っているブログをどう展開してゆくかを考えました。

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大阪系だんじり囃子について紐解くシリーズを発表致しましたが、なにぶん、それに伴う写真が揃いませんでね・・・

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すぐにそのシリーズを始めて行けないので、もう一つ、公開していないネタがありますので、そちらから手を付けて行きたいと思います。



昨年の4月から9月までの間、ワタクシは毎日文化センター様の主催で
『信濃屋お半のだんじりセミナー』
というものの講師を勤めさせて頂きました。

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その終了時に、来年度(すなわち今年ね)もお願いしますと言われたのですが、一応、今年に関しては『やります』という回答を出しておりませんでね・・・

ひとまず今年は、一旦やめておこうかな?・・・

という方向でおります。

まだ正式に決定ではありませんが、一応、そのつもり。

 

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とゆー事はですね、ワタクシが全6回にわたるセミナーの中で、一体どのような内容を喋ったのか、そして、セミナーをしてゆく上でどのような事を念頭において取り組んだか・・・どこにも明かされないまま、この『eoブログ』は終わってゆくわけです。

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皆さん!・・・

興味ないですか?

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一応ね、セミナーの内容をそのまま明かす訳には行かないのですが、その時に使用した教科書をもとに、どの様なテーマだったのか、どんな事を考えながらセミナーを進めたか・・・というものなら、お話できると思うのです。


とゆーわけで、この企画なら、さっそく次回から始めて行けます。

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では参りましょう、
『信濃屋お半のだんじりセミナー』
電子版!
ちょっと見せバージョンの始まり始まり~!



(次回に続く)



2017年1月15日 (日)

今年も宜しく・・・て書いた矢先やのに…②

 



えーと・・・


まぁ・・・3月いっぱいで当サイトを店じまいする事になりましてね・・・

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あ、それと先に申し上げておきますが、ケータイサイトの『だんじり』はなくなりません。

4月以降も、これまで通りコンテンツもブログも更新して参ります。

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ブログの方ですが、この『eoブログ』はこの『悠遊!だんじり録(eo SE版)』のみならず、アメブロやライブドアブログと同じように、たくさんの方々がブログを更新しておられるのですが、その『eoブログ』そのものがサービスを終了するという事で、その『有終の美』どう飾ろうか色々考えておりましたが・・・

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特に、なんか特別なことはせずに、通常運転のまま最後まで行こうかなと思いまして・・・

2月の末頃や3月になりますと、また修復を終えただんじりの入魂式やお披露目が頻繁に行われるようになります。

3月後半も、そんな今年の祭礼に華を添えるであろうだんじりたちの晴れ姿をお届けしながら終わって行こうと考えております。

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そしてその時期を迎えるまでのオフシーズンですが・・・


今から3年前にワタクシがこのブログを引き継いでから、一度は紐解いておきたいと思って、まだ触れていないジャンルがあるのです。

それは
『大阪のだんじり囃子』
について・・・

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『だんじり』という分野について触れるときに、まず一つは祭礼の姿、曳行の方法などがあり、そしてだんじり本体の形式や大工仕事、そして何と言ってもだんじり本体の魅力と言えば、その『彫物』であります。

その影で、こと『鳴物文化』については、なかなか触れる機会を作れないまま過ぎてきたように思います。

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特に、各地域で異なる各地のだんじりの『鳴物文化』の中でも、大阪市内を中心とした地域で広く用いられる『だんじり囃子』は、別名『天神囃子』と呼ばれる場合もありますが、その種類は多種多様で、一口に『天神囃子』とは括りきれない場合もあり、ワタクシは便宜上、それらの『鳴物文化』を総じて

『ヂキヂンコンコン系』のお囃子

と呼称してきたと思います。

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その、『ヂキヂンコンコン系』のお囃子は、他の地域のだんじりの『鳴物』とは大きく違う性質を持ってるんですね。

そう、それは『演奏曲』としての側面があり、『舞台芸能』でもある・・・という一面です。

それゆえ、その中身も複雑であり、入り組んだ演奏形態である事も特筆すべき部分です。


次週から・・・かどうかは未定ですが、この『eoブログ』の最後を飾る連載シリーズ』として、この『大阪系だんじり囃子』『ヂキヂンコンコン』の奥底を紐解いてゆきたいと考えております。

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というわけで、今週はこれにて綴じたいと思います。

改めまして、3月いっぱいで終了いたします事をお詫び申し上げますとともに、最後までのご愛顧とご贔屓を、重ねてお願い申し上げます。


2017年1月14日 (土)

今年も宜しく・・・て書いた矢先やのに…①

 


ちょいと遅くなりましたが、今年に入って第2週目のブログでございます・・・


すでに当サイトのトップページにお知らせが出ております通り、当サイト
『だんじりeo SE』

は、3月いっぱいをもちまして、終了となりました。

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先週のブログで
『本年も宜しくお願い致します』
と書いたばっかりやのに、その舌の根も乾かぬうちに3月で終了やとはどういうこっちゃ?・・・と、お怒りの方もおありかも知れません。

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言われてみればそうですよね~。


あれは嘘やったんかい?
元々3月で終わるって知ってて、それを隠して『本年もよろしく』って書いたんかい?
・・・そう思われても仕方ございません。


こんな時期に終了のお知らせが出るのに、それを年始に我々が知らなかったなんて道理はありません。

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はい、存じ上げておりました。


しかし、終了のリリースがこんなに早く出されるとは思ってなかっただけ。

当社としては、2月ぐらいに発表しようかと考えておりましたが、それより早く、運営する側の方から終了の発表が出されたのであります。

誠に申し訳ありません。

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まぁそれでも、3月いっぱいまでは通常運転でコンテンツの更新に努めてまいりますので、最後まで、当サイトへのご愛顧、ご贔屓のほど、宜しくお願い申し上げます。

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さてブログの方なんですけどね、時事ネタが全くないこの時期、先月やってた『大掃除企画』みたいに、約8年間に及ぶこの『だんじりeo SE』の歴史を順に振り返りながら3月まで引っ張ろうかなんて、そんな事は考えておりません。

とはいえ、今回掲載している写真などはかなり昔の写真をご紹介していますが・・・

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ではブログ的にこのオフシーズンをどうするか・・・


ちょいと次回に話を持ち越して、考えてみようかと思います。


すぐ明日の更新です!



(次回に続く)


2017年1月 8日 (日)

年明けは決まってこんな感じで…②

 



前回、しょーもないクイズで終わってたんですね~。


平野区の、杭全神社の『注連縄上げ』の話題ね。

今年の当番は『脊戸口町』。

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来年の当番は?・・・



西脇組ですやんか!・・・

来年も楽しみですね~。


では今年の『注連縄上げ』の様子をサラッとリポートしておきましょう。


1月3日当日、午前9時に小屋を出発しただんじりは、9時半頃には大鳥居がそびえる国道25号線、『宮前交差点』へと姿を現しました。

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昭和63年の、流町が当番の年から『注連縄上げ』を見ているワタクシですが、脊戸口町が当番の年には縁がなくて、平成2年に見た記憶はあるのですが、9年前は見た記憶がないんですなぁ・・・

はて・・・18年前は見たかしら?

そんな訳で、脊戸口のだんじりに注連縄が取り付けられ、宮前でパフォーマンスをする姿は、かなり懐かしいやらむしろ新鮮やら。

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こうしてネットで情報が流布するようになり、この『注連縄上げ』の日にもたくさんの見物客が押し寄せるようになって久しいですが、今年は特に宮前を埋め尽くす見物客の数が、さながら夏祭本番の様になっておりました。

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昔は各町の自主警備で、だんじりも信号を守って青信号の時だけ鳥居に向けて突進したりしてましたが、現在は平野警察が交通規制をして、宮前でのだんじりに一定の時間を与えてくれる様になりました。

その中で、何度かの前進後退と、名物『舞い舞い』を披露しただんじりは、夏祭本番と同じ様に意を決して大鳥居をくぐり抜け、境内へと飛び込みました。

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あとはゆっくりと参道を進み、山門前に到着。
だんじり正面に取り付けてあった注連縄を取り外し、杭全神社へと奉納致します。

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この注連縄は後日の平日に業者さんによって大鳥居に取り付けられるので、この日の行事は厳密には『注連縄奉納』と言うのが正しいのですが、今でも平野の人たちの多くは『注連縄上げ』という言葉を使います。

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これはその昔、大鳥居の注連縄の付け替え作業をするのに、長いハシゴだけでは鳥居の両端にしか立てられず、鳥居の真ん中での作業が難しかったんですな。

そこでだんじりを鳥居の真下に据えることで、高さ的にも丁度よく、また真ん中の作業もしやすかったことから、当番町がだんじりを使って、注連縄の付け替え作業をしていたことで、『注連縄上げ』という言葉が根付いたんだでしょうな。

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写真で見ていただければ、鳥居とだんじりとの高さ関係、よく分かるんじゃないですか?


さ、だんじりの方は宮入り時に後ろに付けられていた注連縄を前に付け替え、次の奉納場所、御旅所である『赤留比売命神社』へと向かいます。

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同じ様に注連縄を奉納して、当番町としての責務を果たした脊戸口町のだんじりは、その後に町内を巡行するでもなく、最短コースを通ってごくシンプルに、小屋へと帰って来ました。

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ホントに見物客増えましたね~。


ありがたいことに多くのお知り合いと顔を合わせ、会う人会う人に新年のご挨拶。

これが恒例行事ということで、今年も一年、頑張って参りたいと思います。



改めまして、本年もよろしくお願い申し上げます。


2017年1月 7日 (土)

年明けは決まってこんな感じで…①

 


新年あけましておめでとうございます。

本年も当サイトならびに当ブログを宜しくお願い申し上げます。



さぁて今年に入りまして早くも1週間が経とうとしておりましてね、ブログの方もお正月休みを頂戴しまして、また今日から頑張って更新して行こうと思うのですが・・・


毎年、この時期は『だんじり界』と致しましてはオフシーズンでございましてね、たいした時事ネタはございません。


昨年なんか『だんじり行事』が11月の半ばに終わっちまって、12月まるまるかけて一年を振り返ったりしておりました。


また今年も、後になって振り返れば色々あった一年になるんでしょーけど、今の段階ではなーんもないのですよ・・・


とゆー訳で、今年の最初も、例年と変わらぬ話題で始めて行こうと思います。


まずは新年のカウントダウンからさ!



昨年、一昨年とワタクシは尼崎市の貴布祢神社にて年を越しました。

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2年も同じ場所で年越しをしたんなら、ブログのネタ的にも今年は別の場所へ行くべきじゃありませんか・・・


しかし!



今年も新年のカウントダウンを、尼崎市の貴布祢神社へと足を運んでしまったワタクシ。

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毎年、年越しの瞬間を貴布祢神社境内に置かれてある5台のだんじりを眺めながら過ごしております。

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なぜ三年も連続して、氏神様でもないのなか同じ場所で年を越しているのか・・・

それはですね!・・・

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『ケータイサイト・だんじり』の方のブログで詳しく述べております。

いやいやいやいや!…別にたいした理由ではありません。
これをエサにケータイサイトに登録していないユーザーの皆様をケータイサイトに誘っている訳でもございません!

ただ一つ!




ケータイサイト加入して下さい!


以上で~す!




お正月はワタクシ、前年から持ち越しているお仕事を継続してやっておりました。

そのためにブログの方はこちらもケータイサイトもお正月休み。


1月1日の東住吉区は桑津のだんじり初詣も、1月2日の貝塚市は堀の小屋開きも、行きたいなー・・・とは思いつつも、実際には足を運べず。


ほんで、1月3日の平野区は杭全神社の『注連縄上げ』は、朝からちょいと行って参りました。(そこは行くんかーい!)

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今年の当番町は脊戸口町です。


昨年のブログには、
『その年の当番町を知るにはまず、杭全神社の宮入り順を覚える事だ』
みたいなことを書いたと思います。

毎年7月の、杭全神社の夏祭に曳き出されるだんじりは9台。
杭全神社への宮入り順は、9年で一巡するローテーションで、各町の並びは変わりません。

年々後ろへ上がって行く順番で、9番まで行ったら翌年が1番

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その1番と2番に当たっている町が『当番町』と呼ばれ、夏祭の初日と最終日に、1番の町が布団太鼓を、2番の町が神輿を担当するんですな。

お正月の『注連縄』の当番は、その1番から2番へと年をまたぐ時にやってくるもの。
すなわち、その年の宮入り2番の町が、注連縄の当番である・・・

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と、そのように書いたと思います。


今年も、まるまるおさらいしてしまいましたね!

もう覚えましたか~?


では来年の『注連縄』の当番はどこの町でしょうか~?


『野堂北組!』

『ブーッ!』

何を勉強しとんねん?

宮入り順を遡ったらええねやないか!

答えは・・・



答えは・・・



えーっと・・・




どこだっけ?・・・




(次回に続く)