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2017年2月15日 (水)

実録…信濃屋お半のだんじりセミナー⑨

 


長い期間にわたりお届けしています、
『実録・だんじりセミナー』
のシリーズですが、いよいよ今週お届けするのは、第1回目の教科書から実際のセミナーでも時間がなくてお話しできなかった部分をご紹介します。

繰り返し申し上げますが、写真はイメージです。

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持ち時間90分、しかも第1回目は自己紹介的なものから始まり、セミナー本題に入るまでの前置きがあり、しかも15分ほどの動画も上映し、その上教科書は分厚く作ってしまったために、半分も消化できなかったのが実情。


時間内に収まりきらなかった部分のうち、これだけはやっておかねば話が前に進まねーと、2回目に繰り越した内容は先週お届けしました。

とゆー訳で今週は、第1回目のセミナーで語られず、なおかつ2回目に繰り越される事もなかった、本当の未公開部分をご紹介いたします。

正真正銘、初公開です。

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これを紐解いてゆくうちに、なぜ繰り越さずに未公開となったのかも、見えてくるのではないでしょうか?


前回までは、だんじりの『型分け』や地域ごとの違いなどを解説しましたが、今回からは、『だんじり』そのものを取り巻く、現在の社会事情や環境などに話が及んで行きます。



それでは参りましょう。

 
   ↓↓↓ 以下は教科書から。↓↓↓



◉ だんじりを運営する組織


 ⚫︎ 各町会が組織するもの

主に岸和田などの泉州地域や南河内なとでは、だんじりは各町会や自治会が所有、運営します。
そしてその中でも年齢別に組織が分かれていて、青年団、組、若頭会、世話人会など、それぞれ役割分担がされていて、それぞれの団体に責任者となる『長』がおり、組織をまとめている。

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 ⚫︎ 地域の有志団体で運営するもの

泉州や南河内以外の地域の多くは、町会や自治会ではなく、祭礼をするための有志団体で運営しており、その多くは『地車保存会』と呼ばれる場合が多い。

それらの多くは母体となる組織(保存会など)の中に青年団、青年会、若衆会などの別組織があり、母体組織の指揮系統によって管理、運営されている。

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 ⚫ ︎複数のだんじりを取りまとめて運営する連合組織


祭礼の規模を大きくするための手段として、同じ神社の氏子同士、また同じ地域や隣接する地域同士で『連合』を組み、宮入やパレードなどの見どころを設定したり、そのための許可申請や交渉ごとをするための団体。

基本、各町からその役割を担う者が選出され、会合などに出席するほか、祭礼当日の運営や警備などにあたり、自町のだんじりから離れて活動する場合も生ずる。


 
   ↑↑↑以上、教科書より。↑↑↑



ここでホワイトボードに登場するはずだったのは、岸和田祭に参加する人なら見た事のありそうな、組織のピラミッド図

いくつか種類の違うピラミッドを用意して、それらを見比べることによって、地域によって運営する組織も違うということを、セミナーしようとしていました。

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実は、だんじりを運営する組織の違いは、祭礼参加者の間でもよく知られていません。

自分の参加する地域のだんじりの組織の事は知っていても、全然違う地域の組織の事など、まぁ知らなくて当たり前なのですが、たまに他所のだんじり祭を見学に出かけた時に、どんな立場の人が組織をまとめてるのか、誰の合図でだんじりが動いているのか、見ていても戸惑う場合があります。


組織の違いや運営の違いを把握する事も、『だんじり』という文化を広く知るための一つの要素なのかも知れません。

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さて次回はもうちょい社会的な分野へと進んで行きましょう。




(次回に続く)


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